2009年7月20日月曜日

国産車との比較 その3

えー、Streetのほうの説明の前に、Spyder、Street共通部分で
説明してない部分が結構あったもので、その辺を…

まず海外製品で気になるのが電装系。
実はこれが一番やっかいなんですよね。
エンジンについては「ちゃんとしたものなら価格面であちらの勝ち」
の状態ですので。(変な3次コピー品とか怪しいのに手を出さないこと)


TAKAさんとこで一緒に1台エンジン降ろしたときに
細かいとこ見ましたが、過去みたものとは数段差がありました
まずカプラー等がしっかりしていて、配線色も日本製に馴染みがあるタイプ
安い中華製バイクとかだとエンジンを降ろすまでに何箇所もカプラーのピンが抜け
るのは当然というレベルなので…

次にありがちな「既製部品で繋ぎ合わせたから無理やり結線。
至るところにカプラが出現、バンド締め箇所だらけ」みたいなモノじゃありません
主要カプラーはできるだけ電装ボックス(国産JAZZとかで使ってるやつ)
内に集約されてます。

バッテリーからの配線などをやたらほっそい奴なんてこともなく
レギュレータもでっかいのがついてるんで全然安心。



で、ハンドルの中央部が極太なんですが…
ハンドルスイッチからの配線はハンドル内を通す仕様になってます。

ちなみに
上がStreet(倒立フォーク)用のライザー
下がSpyder(正立フォーク)用のポスト

で、下から覗くとこんな感じで配線が集約され
外側にあるのはブレーキホース、クラッチ&スロットケーブル
のみというスッキリした配線処理になってます。

ちなみにフォークのインナー径は国産250ccクラスより
一回り太いですね。実寸はここでは書きませんが。
実はJohnnyPagの同モデルでも細かいところを指示しないと
これと同じ構成にはならないんです。
「アレが古い仕様」「ここが無い」「これもついてない」といった感じです。
さらにこういうのはコピー品も出回るのでそういった細かいところに差が出ます
実際ミニモトのときにで類似車体の壊れた(というよりほぼ初期不良)
のパーツのサポートだけで何件問い合わせが来たことやら。。。
「なんで買ったところに言わないんだろう?」と思いつつ
事情を聞いて、どうしようもない方はサポートしたりしましたが…


以前にも書きましたが、タンクやシートは
Spyder、Street等で互換品です。
ちなみにシートは国産S社製400ccのコブラシートがほぼポン付けだったので
250~400ccの国産品の流用は結構簡単にできそうです。



んで、なんといってもこのアルミビレットフットコントロール廻り!!
がっしりした作りで見た目の高級感も操作性もなかなか
これとホイールAssyに取り付けようのアダプタ作って
「国産250~400ccのリアディスク化16インチKIT」
として売っちゃおうか?ってくらいのモノです。

フロントは21インチダブルディスク化KITかな?





ちなみに上記パーツ類はこんな感じで綺麗に梱包されて
国内に届きます。
タンクも傷がつかないように専用梱包。
ではまた次回。
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