2009年7月18日土曜日

国産車との比較 その2

えー、今月、来月とカスタム・バーニングさんの取材記事掲載用に撮影した
細部が解る写真から説明します。(画像クリックで拡大)

まず、国産250cc未満でソフテイルってのがありません。
しかもF21/R16インチのアルミビレットホイール!!

国産なら普通のスイングアームに2本ショックにF19/R15ですよね?




で、そのソフテイル機構も国産400cc以上で採用されている
方式ではなくHDと同じ、伸びるタイプのサスペンションです。
しかも車高調整アジャスター付、もちろんプリロード調整もできます。

ここにサスペンション収納できるってのが結構カスタム時の強みで
シート下にはショック類が無いわけですからそのスペースを
有効利用しやすかったりします。

例えばトライク化や極ナロー・極太タイヤにしたいとき、
チェーンラインオフセットの2次チェーンをかます場合とか。


でさらに、このフレームは大きく2種類に分類され
○セミダブルクレードル
  (※エンジン前方のフレームが1本)と
○水冷エンジン用のダブルクレードル
  (※ラジエター搭載用にエンジン前方のフレームが2本)
に別れていまして


更に、ネック角がこの車体Spiderと倒立スポーツタイプ
Street用の2種類に派生しています。

しかし、ステム、タンクやカバー類、シート、Rフェンダーなどは
完全互換の作りですので足廻りや外装は好みに合わせ
チョイスし放題ってわけです。
しかも車体購入時にこういったイージーオーダーされる方へは
パーツは格安で提供!!

この段階で国産新車買う予算とほぼ同額にて
かなりのカスタム車両になるうえに
このJohnnyPagって車体、アメリカを中心にここ数年
かなりなファンを獲得し、ファンサイトなども多数存在する
ミニチョッパー・ムーブメントの新たな立役者。


しかもそれを3年以上、細かく調査してロット毎の細部の違い
など、多分自分たちにしか解らない微妙な差を徹底に国内向け
指示をして、日本発条陸させたのがコイツたちです。 
妙な偏見を持たない「お好きな方にはたまらない!!」って奴です
ノーマル同士でも公道で国産車と並んだ時の優越感ときたら…
ご想像にお任せします。


さて話が逸れまくりましたが細部説明をば…
まずはSpiderのタンオンメーターとイグニション
分割タンクっぽく見える左のキャップはダミーですが


これがイグニッションキー。HDでよく見るアレです。
(Streetタイプタンク形状が違うのでタンク横前方のフレームにありますが。)
キーONした後、鍵は外して走行時は鍵束はポケットのなかって奴ですね。
ちなみにハンドルロックキーは国産と同じとこについてます。

次にリアフェンダー
国産はたいてい樹脂製でシートレールフレームがあるんですが
コイツはメリケン好みの鉄製。
Spyderはフェンダーの縁もちゃんと折り返して綺麗な形してます。
さすがHDビルダー総監修、細かいトコに拘ってるなぁ…


続きまして、標準でリアディスク
フロントダブルディスク!!
国産だとリアディスクってリッタークラスですよね?

まぁStreetについては良いとして
SpiderのFダブルはネック寝てるからあんまり意味ありませんが
(これだけ寝てるとすぐロックして滑っちゃうので)

デザインですよデザイン(笑)
だってこのウェーブディスクだけでも国産で交換しようと思えばおいくら?

少々長くなりましたので次回はこちらとBobberの車体で続きを…

来月のカスタム・バーニングさんに掲載

.