保安基準ギリギリ2.5mの50ｃｃバカチョッパーですが…
（画像クリックでガレタカさんのブログへ）
私がマフラー素材を送るのが遅れたので
ガレタカさん手持ちのエキパイで作業を進めてくれてました…
まぁ、フランジ部だけが必要だったんですが
CB50系のエキパイだけで家の収納に何本もあったので初期型からステンの
スリップオンからゴロゴロ出てきたので適当に見繕って送りましたが
APEの純正電装やキャブ廻りをどこにしまいこんだかわかんなくて
モタモタしてる間に合わなかったので…
で、この車体、50ｃｃなのにリアは極太のアルミホイールで
幅225タイア履いてますから2次チェーンオフセット機構はあるものの
一時チェーンのアジャストがないので、今回はTAKAさんのアイデアで
「エンジンマウントごとアジャストできるようにしちゃったよん♪」と…
（※ちなみに初期ロットでは2次チェーンのアジャストもなく
前後ともテンションローラーで調整だったので工場に言って2次側だけは
普通にスイングにアジャストをつけさせ改善させてます。
もちろん価格は上げましたがｗ）
で、エンジンのほうでアジャストするのでもちろんマフラーステーも
ある程度稼動しないといけないってことで…
うーん、ガレタカさんの気分でバックボーンの隙間も
詰めちゃってくれたからエンジンの納まりもイイな…
っつーかこれ、俺がやりたかったから保管してた
自分用のエンジンだったんすけど…｡・ﾟ・(ﾉД`)・ﾟ・｡
で、過去の経験から色々と細かいトコもお客さんと打ち合わせて
見積もってますので
こころもとないペグ取り付け部の補強なんかも
もしコケて折れた後の事も考えて…と。
と、このように上記車体「Thunder」はJPCと違って完全チャイナですが
JPCシリーズのほうは製造工場にジョニーパグの長男が直接指示で
新モデルプロトタイプ時点で結構改善されて、無理めなコンポーネントは
発売前にお蔵入りする事が多々あるので完成度は格段に違いますよ。
例えば、Bobberなんか、プロト初期時点ではスポークのドラムでしたが
まずディスクに変更されて
んで、スポークの多いディスクになったんですが
チューブに問題があったりで…
結局ブレーキの問題でStreetと共通のアルミホイールと
共通のマフラーで発売されました。
俺はこのスポークが多い途中のバージョンが好きだったんですが
「問題があるから売れない」って断られたんすよね…
チューブとかだけの問題なら国内で交換してもいいかな？と
考えてたんですが、ブレーキ等消耗品の事を考えると
共通アルミホイールのほうが良いだろう、と納得はしてます。
アルミビレットも実物みたら高級感あってカッコいいですから。
で、話戻ります
今回のThunderみたいな低価格モデルは別の魅力があります。
JPCなんかに比べるとめちゃくちゃ安いので、上記のペグや
電装なんか色々手直ししないと不安な箇所はありますが、
素材としては十分過ぎるコストパフォーマンスだと思います。
例えば、極太のアルミビレットデザインホイールと
シート高40cmの変態フレームに最長で車体全長が265cmにもなる
個性的なスプリンガーフォーク。
（※無車検の車両なので安全基準の全長250cm以内に
フォークカットしてますが。）
小排気量盆栽チョッパーの素材と考えたらこんな面白いの滅多にない！！
まぁ、ガレタカさんが「多少改善ポイントはあっても一番好き」
ってのは俺も同感です。
----ここからは雑記-----
で、こういう素質のある中華を素材に色々やってると
困ったときの駆け込み寺みたいになっちゃって
私はかなり以前からウチで車体購入されてない方なんか
冷たくお断りしてたんですが、ガレタカさんはかなりの面倒みてきたと思います
しかし最近は流石にガレタカさんもちょっとお疲れ気味ってな事もポロリ…
まぁ仕方ないですね。
そもそも破格な売り切り価格で買えばアフターサポートないの当然ですし
もし、自分たちがそれをフォローするならそれなりの額は頂かないと話しにならない。
ところが、安さだけを求める方にそのサービス料金に含まれる
技術的なものや人件費、設備への投資を理解頂くのは難しいかと。
酷いときは下手な価格提示すれば「ボッタクリ」扱いされる事もあるくらいなので
いやいや、そうやって安さだけ求めて購入したからアフターなくて困ってるんじゃないかと…
私は完全に諦めてる…というか、ある程度お話して「あ…、無理っぽい」と
思った場合、きちんと説明したうえでお断りするよう
横柄といえば横柄なんですが、これも仕方のないことで…
とにかくガレタカさんや協力して頂ける方々の負担にならないよう頑張ります！！
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